vtuberアンチが見た「バーチャルさんはみている#2」ドワンゴめっちゃ叩かれてる編

こんにちは。vtuberアンチのおやすみ星人と申します。

 

今回は前回に引き続きアンチ視点から「バーチャルさんはみている」のアニメ2話を分析していきたいと思います。こいついつもvtuberの悪口言ってんな。


oyahoshi.hatenablog.com

 

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僕は2話を視聴して記事を書こうと思った時、正直困りました。だって、1話と何も変わらない構成とクオリティだもの。確かに僕は以前の記事で「vtuberアンチの僕としてはこれをきっかけにブームが衰退すれば御の字だと思っているので、このクオリティを全話続けて頂ければ幸いかなと思っています。」とは述べましたが、本気でこのクオリティを12話垂れ流す気とは思いませんでした。正気か?仮にこのアニメを12話全部見たとしてもそれらを毎回記事にして感想書くのは無理だと思います。中途半端になるかもしれないけど許して。

 

話は変わりますが、このアニメ、僕がわざわざ批判などしなくても既に多くの視聴者からボロクソに叩かれています。その中でちょっと気になる動画があったので紹介したいと思います。

 

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 上の動画は、(おそらく)vtuberファンの方がアニメの出来に対してニコニコで流行っていた「総統閣下シリーズ」という嘘字幕動画形式で批判を展開しています。要旨をまとめると「舞台設定がゴミ、ギャグも悪ふざけが過ぎて意味不明、カメラワークもキャラクターの演技も調整不足。企画を立てるだけ立ててvtuberのキャラクターを生かすことが出来ないドワンゴはコンテンツを食いつぶすだけの寄生虫。」ということです。

 

ヒトラー ~最期の12日間~ Blu-ray

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僕もこの意見には概ね同意していますが、彼の意見にいくつか物申したいことがあります。語りだすと非常に長くなりますので、テーマを1つに絞って個人的見解を述べていきたいと思います。(vtuber好きな方は閲覧注意)

 

ドワンゴ運営への叩きに終始しており、vtuberの実力不足を指摘していない

僕はドワンゴ運営が悪くないと言っているわけではありません。念のため。彼らが最も責められるべき点はこの企画を23分アニメとして設計し、声優の演技としては失格レベルのvtuberをメインキャストとして抜擢したという点です。確かに脚本(そもそもどこまでスタッフが関わっているのか不明だが)は個人的に悪いと思いますが、仮に良かったとしてもvtuberの喋りの演技が単調なせいで言うほど面白く感じなかったと思います。演技だけでそこまで変わるか?と思う人もいるかもしれませんが、例えば、「ポプテピピック」においては原作が(個人的に)面白いと言えるような代物ではありませんでしたけど、大御所と呼ばれる声優が登場キャラクターを熱演することによってそれなりに見れるものとなっていました(ただの話題性で持っていたという意見も否定はしない)。

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それに比べてvtuberはどうなのかという話です。僕が見た限りでは、彼女たちの演技は甘めに評価しても声優がアニメのラジオで地の声で喋っているレベルだと思います。いつも通りのバーチャル空間で素人声のままキャラクターとして定着しているとはいえ、一応アニメに出演するのだから、もう少し見れる演技になるように努力しようとは考えなかったのか?ドワンゴばかり叩かれていますが、調子に乗っていたのはvtuber側も同じではないでしょうか。

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長文セリフを読む月ノ美兎

vtuberのモデルにおいても同じことが言えます。メインキャストの6人は何とか会話を盛り上げようと手をバタバタさせていますが、動きが全員同じでカクカクしていて何年前のCGを見せられているんだという気持ちになります。確かに個人でvtuberとしてやっている分にはすごい技術なのかもしれませんが、2018年の地上波で自慢できるレベルではありません。下に参考画像を載せておきますが、わかりにくいので興味のある方はアイドルアニメのライブシーン(ラブライブアイカツ!プリティーリズム等)を見て頂けると一目瞭然だと思います。vtuberの不自然な動きは僕にアイカツの1話を思い出させました。

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           比較画像:バーチャルさんはみている

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比較画像:プリティーリズム レインボーライブ

まあダラダラと書いちゃいましたけど、僕が言いたかったことはドワンゴ運営にヘイトが向きすぎていて、vtuberがアニメという場で実力を発揮出来なかったという事実から目を背けて運営だけを袋叩きにするのは叩きの方向性が間違っていると思います。これを言うと信者の方から「実際の生放送や動画はもっと面白い」って批判がありそうなんですけど、それは大体キャラの外見が可愛いからです。好きな女の子の話なら何でも楽しくウンウン頷けると思いますよ、知らんけど(童貞)。

まとめ

2話の感想言ってねえ(焦り)。ニコ動のコメントで「懲役23分」とか書いていましたけど僕の体感的には5分で終わりましたね。だって前回とやってる事同じだったし。まあ批判ばっかりしてもただの嫌味なやつと思われるので(手遅れ)1,2話を見て個人的に評価したい部分も挙げてまとめとさせていただきます。

 

1つ目はユニティちゃんです。ここだけクオリティが段違いに良い。背景もキャラの動きも中の人の演技も高いレベルでまとまっています。というかこれ以外が酷すぎる。f:id:oyahoshi:20190117142932p:plain

 

もう1つはエンディング曲を歌うヒメヒナ。バーチャルアイドルとして歌を歌うことによって自力でコンテンツを作っていこうとしている部分に好感が持てます。歌の良し悪しは分からないですけど個人的に歌っているヒメヒナは素敵だと思いました。もう本編でなくていいんじゃないかな。

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こんな感じで今回は締めくくっておきます。キモいアンチの戯言にお付き合いくださりありがとうございました。

vtuberアンチから見た「バーチャルさんはみている#1」冒頭編

 

初めまして。おやすみ星人と申します。

 

初めての記事なので駄文で非常に読みづらい部分があると思いますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

 

今回私が語ろうとしているテーマは今を煌めくバーチャルyoutuber、通称vtuberが多数出演するアニメ「バーチャルさんはみている」の個人的感想です。

 

 

表題に書いてある通り僕はvtuberアンチであり、普段は自分のTwitterで彼女らのことを「なんちゃってバーチャル乞食」と呼んで批判していたりするので、ちょっとvtuberに対して辛辣なコメントがあるかもしれませんが、そこはご了承ください。

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書ききれるかわからないのでまず結論だけ述べておくと、vtuberの本質である「一部の信者にしかウケない内輪ノリ」がよく表現されており非常に素晴らしい作品だと感じました。まあ僕はアンチの目線で見ているので、僕が信者の立場として言い換えるなら「内輪ノリの酷いつまらない作品」といったところでしょうか。どうしてそのように感じたかを今回は冒頭に注目して話していきたいと思います。あくまでも個人の感想なので、その辺ご了承願います。

 

冒頭

物語は男性(?)youtuberの馬がバーチャル世界に存在する多種多様なキャラクターを紹介するところから始まります。が、これがまず酷い。下の画像のvtuber、僕は左下のケリンとその右(ハムスターが自分の首を絞めている画像)の輝夜ルナの2体しか知らないのですが、紹介の文言がvtuber事情に詳しい人にしかわからないようなワードセンスになっていました(ケリンはすぐにミサイルをブチ飛ばす奴、輝夜ルナは首絞めハム太郎と表現されていました)。それだけではなく、下の画像の中には実際のvtuberのモデルと全く異なるキャラクターも存在し(輝夜ルナは首を絞められたハムスターではなくちゃんとした二次元キャラのvtuberです)、もう訳がわかりません。

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vtuberの紹介を行っている馬

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「首絞めハム太郎」こと輝夜ルナ

次に、バーチャルさんはみているのメインキャストである6人が馬の横を通り過ぎ、馬が彼女たちの紹介をします。これも先ほどと同じで、電脳少女シロを「クレイジーサイコパス戦闘用AIシロイルカなどではなく…」と寒い紹介をしたり、田中ヒメと鈴木ヒナがヒメヒナというユニットで音楽活動をしているということには触れず、単に「ヒメヒナのヒメとヒナ」みたいな紹介の仕方で、各々のvtuberがどのような活動を展開しているのかを知らない人を置いてけぼりにしたままギャグパートに入ってしまいました(ちなみに僕はEDを聴くまでヒメヒナが音楽ユニットだと知りませんでした)。

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「バーチャルさんはみている」のメインキャスト

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ED曲を歌うヒメヒナ

一旦まとめ

ここまでダラダラと冒頭部分の悪い点を述べてきましたが、要は「vtuber個人を知っていないと理解できないネタが多すぎて見ていて気持ちがよくない」ということです。いくら内輪向けの作品であり、元々vtuberを知っている層がメインターゲットだとしても、彼らも興味の無いvtuberの内輪ネタを見せつけられることになるのでモヤモヤしていたファンも多かったのでは?と思います。本編はここからオープニングを挟んで20分程度続きますが、冒頭部分の悪ノリがほぼ最後まであるのでvtuberファンも自分が好きなキャラクターが出る部分以外は見る必要は特にないと考えます。そもそも、23分も尺を取っているならくだらない茶番減らしてvtuberの活動内容とか方向性を紹介する時間に充てたほうがvtuberの紹介番組としてはよかったのではないかと思いました。

 

あと、声優のレベルも高くないので所々聞き取りづらかったりしてその辺もストレスを感じるかもしれません(これはvtuberの性質上仕方がない気もする)。個人的に月ノ美兎が長文のセリフを読むときに息が続かなくて一旦息を吸った音がそのままアニメに採用されているシーンが嫌いです。vtuberだから許されてる感があるので。

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長文セリフを読む月ノ美兎

長々と書きましたが、vtuberアンチの僕としてはこれをきっかけにブームが衰退すれば御の字だと思っているので、このクオリティを全話続けて頂ければ幸いかなと思っています。

以上、しょうもないvtuberアンチの戯言でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。