vtuberアンチから見た「バーチャルさんはみている#1」冒頭編

 

初めまして。おやすみ星人と申します。

 

初めての記事なので駄文で非常に読みづらい部分があると思いますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

 

今回私が語ろうとしているテーマは今を煌めくバーチャルyoutuber、通称vtuberが多数出演するアニメ「バーチャルさんはみている」の個人的感想です。

 

 

表題に書いてある通り僕はvtuberアンチであり、普段は自分のTwitterで彼女らのことを「なんちゃってバーチャル乞食」と呼んで批判していたりするので、ちょっとvtuberに対して辛辣なコメントがあるかもしれませんが、そこはご了承ください。

www.nicovideo.jp

 

書ききれるかわからないのでまず結論だけ述べておくと、vtuberの本質である「一部の信者にしかウケない内輪ノリ」がよく表現されており非常に素晴らしい作品だと感じました。まあ僕はアンチの目線で見ているので、僕が信者の立場として言い換えるなら「内輪ノリの酷いつまらない作品」といったところでしょうか。どうしてそのように感じたかを今回は冒頭に注目して話していきたいと思います。あくまでも個人の感想なので、その辺ご了承願います。

 

冒頭

物語は男性(?)youtuberの馬がバーチャル世界に存在する多種多様なキャラクターを紹介するところから始まります。が、これがまず酷い。下の画像のvtuber、僕は左下のケリンとその右(ハムスターが自分の首を絞めている画像)の輝夜ルナの2体しか知らないのですが、紹介の文言がvtuber事情に詳しい人にしかわからないようなワードセンスになっていました(ケリンはすぐにミサイルをブチ飛ばす奴、輝夜ルナは首絞めハム太郎と表現されていました)。それだけではなく、下の画像の中には実際のvtuberのモデルと全く異なるキャラクターも存在し(輝夜ルナは首を絞められたハムスターではなくちゃんとした二次元キャラのvtuberです)、もう訳がわかりません。

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vtuberの紹介を行っている馬

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「首絞めハム太郎」こと輝夜ルナ

次に、バーチャルさんはみているのメインキャストである6人が馬の横を通り過ぎ、馬が彼女たちの紹介をします。これも先ほどと同じで、電脳少女シロを「クレイジーサイコパス戦闘用AIシロイルカなどではなく…」と寒い紹介をしたり、田中ヒメと鈴木ヒナがヒメヒナというユニットで音楽活動をしているということには触れず、単に「ヒメヒナのヒメとヒナ」みたいな紹介の仕方で、各々のvtuberがどのような活動を展開しているのかを知らない人を置いてけぼりにしたままギャグパートに入ってしまいました(ちなみに僕はEDを聴くまでヒメヒナが音楽ユニットだと知りませんでした)。

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「バーチャルさんはみている」のメインキャスト

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ED曲を歌うヒメヒナ

一旦まとめ

ここまでダラダラと冒頭部分の悪い点を述べてきましたが、要は「vtuber個人を知っていないと理解できないネタが多すぎて見ていて気持ちがよくない」ということです。いくら内輪向けの作品であり、元々vtuberを知っている層がメインターゲットだとしても、彼らも興味の無いvtuberの内輪ネタを見せつけられることになるのでモヤモヤしていたファンも多かったのでは?と思います。本編はここからオープニングを挟んで20分程度続きますが、冒頭部分の悪ノリがほぼ最後まであるのでvtuberファンも自分が好きなキャラクターが出る部分以外は見る必要は特にないと考えます。そもそも、23分も尺を取っているならくだらない茶番減らしてvtuberの活動内容とか方向性を紹介する時間に充てたほうがvtuberの紹介番組としてはよかったのではないかと思いました。

 

あと、声優のレベルも高くないので所々聞き取りづらかったりしてその辺もストレスを感じるかもしれません(これはvtuberの性質上仕方がない気もする)。個人的に月ノ美兎が長文のセリフを読むときに息が続かなくて一旦息を吸った音がそのままアニメに採用されているシーンが嫌いです。vtuberだから許されてる感があるので。

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長文セリフを読む月ノ美兎

長々と書きましたが、vtuberアンチの僕としてはこれをきっかけにブームが衰退すれば御の字だと思っているので、このクオリティを全話続けて頂ければ幸いかなと思っています。

以上、しょうもないvtuberアンチの戯言でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。